ありきたりだけど大切なものは身近にある
タルムードというユダヤ説話集に「粉屋の男」という話があるらしい。
粉にまみれて働く毎日に嫌気が差してパラダイスを探しに行くが、見つけたパラダイスは元の家と家族にそっくりな人たちがいて幸せに暮らした、という話。
つまり身近な眼の前に幸せはある、という話。
これは確かにある。
単調な毎日を過ごしていると視野が狭くなって見えていたものが見えなくなる。特に過去を忘れるようになる。
私も、一番大変なときにいてくれた人と別れようとしてこともある。バカなことをしたもんだ。