ギフテッド仮免許中

45才で判明したギフテッドアダルトが思いついたことを書きます。

古文・漢文を読むための勉強

私は、学生時代に勉強をほとんどしなかった。小中高と学校にはいっていたけれど、小学校の中学年〜高学年には勉強に追いつけなくなったので、授業中はぼーっとしていた。

だから大学には行けなかったし、一応受験はしたけれども受験日前日も図書館で火の鳥などの漫画を読んでいたくらいだ。これは高校受験でも同じだった。
もちろんこんな学生を受け入れてくれる高校の偏差値レベルは低いのだったが楽しい学生生活を送って卒業することが出来た。

その後社会に出たが、幸いにも学歴で困難に感じたこともない。逆に学歴のおかげで幸運を手にすることも無かったが。

というわけで20才頃から社会に出てからというものの学校の勉強をすることは一切なかった。

だが私の心の中には「勉強が出来ない。努力ができない」というコンプレックスという程ではないがわだかまりが出来ていた。
時折学校の勉強に類することをしてみたことがある。20代は海外で仕事をすることも合ったので、英語の勉強らしいものをしてみたり、30代中頃には数学を勉強しようとしていた。(もちろん独学である)

だがそれらはすべて半年は持たなかった。

40代中頃になってGACCOというオンライン学習プラットフォームで統計を勉強しようと志した。
最初の概論は理解できるものの具体的な計算をする頃になると用語の意味がわからないようになってきた。その意味を調べると、さらに説明文が理解できない。その説明を調べていくと…どんどん遡って小学生の算数にまで遡った。

その中で出会ったのが東条時明氏の「大人になってからの勉強」というページである。氏は本当に大人になってから小学生の勉強からやり直し、大学院にまで通えるようになった現代の立志伝的な人物である。

このページを読み、ここで一念発起して、小学生の算数を志したのである。

大人になってからの勉強
11 小学生レベル 書籍まとめ(国・数)
https://study4future.jimdofree.com/2015/12/29/%EF%BC%91%EF%BC%91-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB-%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/

半年間の結果、私の算数レベルは小学校4年生相当だという事がわかった。日能研(みくに書店)の1095という算数の問題集を1年生のものからやってみると5年生で躓いたのである。4年まではスラスラ解けるし、始めは多かった計算ミスも三周すると誤答率が数%にまで落ち成果を見ることが出来た。

ただ5年生で途端に難しくなった。
ここで私の算数へのチャレンジは止まってる。

その後の半年は、仕事をしつつ本を読む、という生活をしていたが、またムクムクと勉強へ目が向いてきた。
今度は漢文である。
若いときに強烈な刺激を受けた「韓非子」を読もうというのである。

さっそくアマゾンで注文する。本文は、白文、読み下し文、現代語訳があり、読むことはできる。が私の希望は白文で読むことだ。
白文で読めないことが分かったので、さっそく漢文の勉強法を調べる。参考書を三回回せと、そのページには書いてある。

漢文句法レベル1・2・3・4・5|漢文句法はこの1冊で決まり!『漢文ヤマのヤマ』の攻略法
https://daigakujukensenryaku.com/ka-cur-kanbunkuhou/

さっそくメルカリで注文し、三回回すもののすっかり忘れていて覚えていない。また書き下し文にするときに、単語の活用が全く理解していおらず、適切な活用の選択が出来ない。
これは文法を何もしなかったことが原因だ。

漢文は、白文→レ点をつける→書き下し文(古文)→現代語訳というふうに何段階も翻訳を繰り返して初めて読むことが出来る。

という訳でまた遡っていくと、小学生の文法である「こそあど言葉」にまで遡ることが分かった。

今、私は小学生の国語から勉強をし直しである。

中学受験を志している長男に遅れること数年の勉強をしている事は内緒だ。