本当に自分はギフテッドなのか
早いものでギフテッドが判明してからもう二ヶ月。
この投稿も一ヶ月以上空いてしまいました。
この間は何をしていたかというと、
- 本当に自分はギフテッドなのか?
- これからどうやって生きていけばいいのか?
を考えていました。
意図的に考えているというよりも、勝手に頭が動いているという感じで何もしていないのに頭が疲れていました。
システム1が勝手に動いている、という感じで意図的に制御できない時間を過ごしていました。
自分はギフテッドなのか?
自分のギフテッドなのかという話ですが、病気と違って診断がくだされる訳ではなかったので「自称ギフテッド」になるわけです。
私は特に強い特徴や特性が出ているわけではないですし、また現在生きづらさを抱えているわけではありません。
ので、一ヶ月くらいは「自分は何なのか?」に釈然としない思いを抱いていました。
- ギフテッドではないのではないか?
- 突出した特技がないではないか?
- IQのディスクレパンシーだけで判定していいのか?
- ただのアンダーアチーバーではないか?
などなどギフテッドを否定する事柄だけが頭に浮かんできます。
とはいうものの、今までの人生の中で不思議だったことなどあらゆることが「ギフテッド」で説明がつくことも事実。
- 私のIQは小泉先生の論文に出てくるギフテッドのIQパターンと相関 .99は偶然ではない
- いくつか思い当たるふしはある。
- アンダーアチーバーなので学生時代は平均的学力で楽しくない時代を過ごした。
- 勉強が出来ない自分に強い違和感があるもうひとりの自分がいた。
決め手は自分の父親(故人)がギフテッドの特性がバリバリ出ていたことに気づいたことです。
父が生前から言っていたのは、
- 自分はどこかおかしい
- おかしさを遺伝させないために、まともな母親と結婚した。
で、当時は何を言っているのか?とよく分かりませんでしたが、今ならよく理解できます(笑)。
ちなみに覚えている彼の特徴は、
- 近所の教会の手伝いをしてプレゼントに頂いた聖書でラテン語をマスター
- その後勉強して、英独仏伊西は話せるようになり、ロシア語はほどほどだった。
- (そういえば家には外国語の辞書が何冊もあった。覚えているのはPetit Robert)
- もちろん勉強は良くできた。
- 早世した母親以外の家族との折り合いは悪いにも程がある(笑)
- 思春期あたりから荒れて精神病院に入れられた事がある。
- 診断は、サイコパス(精神病質)だったらしい。
- 勉強はできて、有名私立中学→公立進学校→一橋大学→放校(退学よりひどいらしい)→某私学の芸術学部→中退して道を踏み外す→以下略、という絵に書いたような破滅的な道筋
嗚呼、ギフテッドよ!
我々に与えられたものは、才能なのか欠損なのか、試練なのか。
つづく